初心者でも大物が釣れるカゴ天秤の釣り方【ボート】

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ボート釣り

どうもサク男です。下記の記事に初心者でも簡単に大物が釣れる仕掛けとして、カゴ天秤仕掛けをオススメしましたが。釣り方がわかっていないと釣れるものも釣れません。

この記事では初心者向けにボートでのカゴ天秤仕掛けの釣り方を解説します。小難しいことは抜きにしますので、この通りに実施すればどなたでも大物が釣れると思います。

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カゴ天秤釣りのタックル

タックルに関しては下記記事に記載しています。

正直タックルはなんでもOK

極端なことを言えば、20号のオモリが背負える竿とリールならなんでもOKです。
ラインはPE1号にリーダーを4号。仕掛けは3号ラインのものを選んで頂ければと思います。

この仕掛け、安いしオススメ

カゴ天秤釣りのポイント

魚をエサで寄せる釣りではありますが、ポイントは大事です。

とにかく潮通しのよい所がオススメ

後述しますが潮に仕掛けを流して釣るつりである以上、潮が流れないとかなり釣り難くなります。そのためポイントとしては潮がよく流れる、よく当たる場所を選びたいです。具体的には岬の先端や、瀬になっているところです。

このような岬の先端は一級ポイント

上記のような場所(岬の沖)は潮がよく当たる場所となるのでオススメです。なんだか良く分からなければ、ボートが良く集まっている所でやれば外すことは無いと思います。初心者の方にとってはなんだかんだでそれが一番確実です。

潮回りは目安として

大潮や中潮といった潮回りがありますが、ぜんぜん潮が動かない長潮・若潮以外であれば、参考程度にとどめておけばOKかと思います。


大潮のほうが釣れるとか言いますが、実際体験したことはありません。ただ、潮が全く動いていない時間は確かにぜんぜん釣れないので、釣りに行かれる時間が潮止まりになっているような日程では日を改めた方が良いと思います(長時間釣りが出来れば関係ないですが)。

カゴ天秤釣りのエサ

オキアミは生かボイルか

エサは基本はオキアミです。オキアミでもサイズ、ボイルか生かの違いがあります。
サイズはLL、ボイルか生かはエサ取りが多ければボイル、そうでなければ生を選べば良いと思います。

ネットでも買えますし、安いですが、釣具屋で買いましょう。(3枚買っても置くところが・・・)どちらも遜色なく釣れます。

初心者の方にはボイルのほうがエサ持ちもよく、針に付けやすいのでオススメです。
後述しますがエサの付け方は非常に重要ですので、そのためにボイルを選んでも問題ないと思います。

必要な量は?

購入量ですが、朝から昼前までであれば3kgで十分足ります。ただ、丸一日以上となると6kgは必要です。ただ、6kgも購入すると餌代だけで3000円以上になってしまうので、初心者の方は先ずは3kgで良いと思います。

カゴ天秤釣りの釣り方

いよいよ釣り方です。簡単です。

餌の付け方は超重要!!

先ず、エサを針に付けなければいけませんが、コレは非常に重要です。エサを潮に流して釣るので、真っ直ぐ餌を付けないと水中で回転してしまいます。そうなると食いが非常に悪くなります。

食いが悪くなるだけなら良いのですが、天秤や道糸に絡んでしまい、直すのに時間がかかります。エサを撒いて魚を寄せて釣る釣りなので、空白時間は命取りです。

先ず尻尾をハサミで切り落とし、できるだけ真っ直ぐになるように針に付けましょう。尻尾は手でちぎっても良いですが、ハサミで切ったほうが断面がきれいで回転しにくいように思います。

【参考】TSURINEWSより

針にエサがついたら海に投入しましょう。針を海に流したら、ハリスをおくります。仕掛けが馴染むまでの時間にカゴにオキアミを充填しましょう。

カゴにオキアミを詰める

ハリスは数mと長いので潮に馴染むまで時間がかかります。その間にオキアミを詰めます。キャップを外してただ、詰めればOKです。詰めすぎると出が悪くなるので8分目くらいに留めておきましょう。また、カゴはオキアミの出口を調整できますが、最初は80〜100%開きでスタートすれば良いと思います。

地域によって特色があるようで、いろんなカゴがありますが、上記のカゴは使いやすいです。


カゴにオキアミを詰めたら仕掛けを投入します。完全フリーで落としてしまうとハリスと絡みやすいので、ゆっくりめに糸を出して沈めて行きましょう。これが出来ない初心者の方は意外と多いです。

仕掛けを底まで沈めてハリス分巻き上げる

魚群探知機とカウンター付きのリールがあれば釣りやすいですが、無くても大丈夫です。ほとんどの方がスピニングリールをお持ちだと思いますし、カウンター付きのリールは岸釣りでは出番はほぼありません。(バルケッタBBがシマノ最安ですが、初心者の方はお持ちのリールで良いと思います)

まずはカゴを底まで沈めます。そしてハリスの長さ分巻き上げます。マルチカラーの糸であればラインカラーを見ればいいですし、自分のリールの巻き上げ量を覚えておいてそれで判断してもいいと思います。大体一巻きで60~70cmかと思います。あとは待ちの釣りです。

基本的には起き竿の釣り

仕掛けをタナに合わせたら、あとは待ちです。船べりに立てかけておいてもいいですが、竿受けを使うほうが良いと思います。値段の割に使えるのでお持ちでない方は検討されても良いと思います。

でかい魚がかかると竿が持っていかれるので、尻手ロープも忘れずに。

30cm弱の魚でもパワーは十分です

誘いは無くでも大丈夫。船の揺れが誘い&コマセ撒きになってくれます。5~7分程待って何もなければ仕掛けを回収しましょう。

この時に刺し餌が無くなっていればチャンス有り。残っていれば撒き餌が効いていないか、タナがあっていない事が考えられます。

刺し餌が無くなっていることが続くようなら狙いタナを1m程上げましょう。逆に残っていることが続くようならタナを1m下げましょう。

魚が掛かったら、ドラグは緩めで

待っていると急に竿が引き込まれます。この時に確実に合わせを入れましょう。大型の魚は口が硬いので、合わせをいれないと針がかりしません。合わせは竿を軽めに振り上げればOKです。(アジ、イサキの可能性もあるので・・・)

イサキやアジは逆に口が弱い・・・

あとはリールを巻き上げればOKですが、ゴリ巻きはやめましょう。ドラグを弱め(糸を強めに引っ張ったらスルスル出てくるレベル)に設定し、魚が走ったら巻くのをやめ、落ち着いたら巻き上げるといった優しいやり取りを心がけましょう。


ハリスが長いので最後はハリスを手でたくって取り込みが必要です。ある程度魚を弱らせないとたくっている最中にバレる可能性もあります


手元までたくったらタモ入れしましょう。タモは圧倒的にラバーネット有利です。(仕掛けがからまるとリカバリーが大変)。安い物もあるので買っておいた方が吉です。

釣れない時はハリスを伸ばす

餌は無くなるけどなかなか釣れないといった状況が続く場合は、餌取りにやられすぎている可能性があります。そういうときはハリスを伸ばしてみましょう。1~2m伸ばすと好転する場合があります。

移動は最終手段

1~2時間やってもなんにも反応がなければ魚がいません。移動しましょう。ただ、本当に最終手段です。餌取りも何にもいない状況に限ります。

最後に、それでも釣れなかったら

といっても釣れないわけが無いです。一日中やってなんにも釣れない場合は、何かがおかしいはず。上記のことを全て守れば、何かしら釣れます。

ボート釣り初心者の方はジェット天秤にイソメ系の餌を付けて釣りをされている人が多いと思います。それはそれで楽しいですが、カゴ天秤釣りは簡単に大物に巡り会えるのでチャレンジする価値はあると思います。

誰でもこのレベルが狙える!


どなたかの参考になれば幸いです。

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