工務店選びで重要となることの多い
提案力
地元の工務店で家を建てたいけど、提案力はどうなんだろう?
提案力の高い地元の工務店で家を建てたい!
そのように考える方も多いと思います。
提案力は工務店による
いきなり結論ですが提案力は工務店によるところが大きいです。工務店の方針や、営業の方、設計士の方、それらによって変わってきます。
私が家選びで関わった地元の工務店は5社程度で、数は少ないですが提案力はどこも大きくは変わりませんでした。
ただ、その提案の方向性は工務店によって異なっていたように感じます。
それは工務店によって方針が異なるので当然といえば当然です。
その方針は工務店ごとに様々です。
例えば大きな家で開放感を感じてほしいとか、コンパクトで住みやすい家に住んでほしいとかです。後者の工務店にリビングの広い工務店に住みたいと伝えても良い提案というのは出てきにくいのではないでしょうか。
ではどのようにして提案力の高い工務店を選定すればいいのか次に記載します。
提案力の見極め方
方針が自分にマッチしているか
工務店によって方針が異なるので、それが自分に合っているか否かは非常に重要です。
木のぬくもりだとか、冬暖かい家とか、庭とつながっている家とか、ホームページにその工務店の基本方針が記載されているはずです。
先ずはそれが自分に合っているかを確認するのが良いでしょう。
私の場合は気密断熱に優れ庭のある家という目的があり、その目的に合った方針を持っている工務店を選定することとなりました。
工務店の客層
工務店の客層が自分と一致しているかも重要です。
一度、中高年以上が主な客層となっているような工務店に出向き、建築実例等を見せて頂いたことがありますが、デザインは年齢層に合った落ち着いたものが多かった印象がありました。
自分と似た世代や暮らし方をしている人が顧客に多い工務店であれば経験が豊富ですので良い提案が得やすいと思います。
特に同世代の子供がいるような方の建築実例をもとにした提案は非常に参考になりました。
外観や内装のバリエーション
いろいろ造ったことがあるか?造った家のバリエーションがそのまま提案力になるはず。
工務店の幅の広さを確認するためにも過去の実例をいろいろ見せてもらいましょう。
実例の数が提案の引き出しの数と考えてもいいと思います。
ただ、先述の通り工務店には基本的な方針があり、施工される家もそれに沿ったものになってくるのでどうしても似てくるとは思います。
提案力を高める方法
提案力と言いますが、「注文住宅」なので注文するのはあくまで我々のはずです。
自分でイメージしたり調べたりするこれに尽きると思います。
イメージする
工務店の方々はプロですので、我々より間取りに対する理解はあります。ですが実際に住むのは自分なわけで、住み方の細かなところまで把握されているわけではないはず。
流石にいちから間取りを作るのは素人には無理だと思います。ですが、出てきた素案に対し修正をお願いすることはできるはずです。
素案に対し可能な限りイメージを膨らませて実際に住んだ気になる必要があると思います。その際不自由があれば訂正をお願いするといった具合です。
自分で調べる
また、内装や外装、住宅設備に対してもそうです。気に入らないものがあれば自分で調べたり勉強する必要があると思います。
体にやさしい断熱材が良ければセルロースファイバーをこちらから提案したり、壁紙が気に入らなければ簡単に施工できる塗り壁を提案したりです。
私は物干し竿の竿受けのデザインが気に入らずいろいろ探した結果、以下の商品を工務店に提案して採用してもらいました。
コストの割にすっきりとした外観にできるのでオススメ
まとめ
工務店の方針が自分にマッチしていてメインの客層が自分と同じなら提案力が不足するということはほぼ無いと思います。
ただ、地元工務店での注文住宅は「こんなことはできないか?」「こんな製品は使えないか」とこちらから提案すれば採用してもらえることがほとんどだと思います。
工務店の提案力はもちろん重要ですが、自分でどんどん提案すればそれを補うことは可能なはずですので、工務店に依存しすぎず、いろいろ調べてみても良いと思います。
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